同窓会で新展開 [死と向き合う]
昨日、高校時代の同窓会に参加しました。
4年ぶりの開催です。
近況報告ということで、悪性リンパ腫に罹患したことを告白したのですが、
スピーチをしている間に「死にたくない」という感情がこみ上げてきました。
スピーチをしながら自問自答していました。
「おまえは、死ぬ覚悟はできていたんじゃなかったのか?」
これまで顕在意識の中に「死にたくない」という感情は存在しなかったのです。
社会復帰した時も「死ぬ覚悟はできている」という気持ちで臨みました。
しかし、同級生達の前で、「死にたくない」という潜在意識が目覚めてしまったようで、
自分でも意外でした。
また、同級生の中に、20年前に私と同じタイプの病気になったという人がいました。
日本人には非常にめずらしいタイプの病気なのに、
自分の知り合いに同じ病気の経験者がいたことに、たいへん驚きました。
その方は抗がん剤治療後、20年間再発していないということでした。
その話を聞いて、死にたくない感情に拍車がかかりました。
さらに、日赤に勤められていて、血液センターでの経験が多く、
血液疾患の知識や人脈が豊かな方もいました。
再発した時には相談できそうです。
そして、私は次回の同窓会の幹事になりました。
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