SSブログ
前の30件 | -

経過観察終了 [経過観察]

9月7日(月)に寛解後、無事に5年間の経過観察が終了しました。

寛解後もこれまで、仕事や家庭の高ストレスに耐えながら、再発せずに良くここまで来れたな、

と今さらながらに思います。


今年度末で定年退職です。

再雇用は希望しませんでした。


職業人として自分なりに努力してきたつもりですが、タイムオーバーです。

最後までラストスパートして、次の世代にバトンを渡します。


残りの人生はプライドを捨てて、楽観的に生きたい。








nice!(0)  コメント(0) 

運命と歳には勝てない

今年度に入り、初めての書き込みです。


今日は仕事を休んで、病院巡りをしました。

最近になって、時々、左の脇腹から背中にかけて、激痛に襲われることがあり、

15分程度で痛みが治まっているのですが、これが30分以上続くと

自分で救急車を呼んでしまいそうなので、早めに職場の近くの病院へ行くことにしました。

痛みの症状をネットで調べた自己診断は、すい臓がんだったのですが、

検査の結果、尿管結石でした。

MRIの画像で、膀胱内に小さな白い点が確認されました。

結石が腎臓から尿管を通過し、膀胱内に下りてきたので、もう大丈夫だとのこと。

激痛の原因は尿管内で、結石が何度か詰まってしまったためらしい。

一安心して、別の病院の眼科へ。

数日前から、生まれて初めて飛蚊症なる症状を経験しました。

左目にゴミが入ったような見え方になり、目を洗っても目薬を差してもダメでした。

最初はコバエが飛び交っているようで、捕まえようとさえしました。

やはりネットで調べてみると、網膜剥離の前兆である場合があるため、早期受診が必要とのこと。

受診の結果は網膜剥離の兆候ではなく、生理的な現象とのこと。

生理的な現象というのはどういうことですか。と医師に尋ねると、年齢の所為ですよ。

したがって、対処方法はないらしい。慣れるしかないようだ。

【結論】歳には勝てない。


今年度は、現役の最終年度となった。

これまでの集大成、サラリーマン人生の総括にふさわしいプロジェクトに取り組んでいるが、

理想的な進捗が図れず、今年度中にプレスリリースができるところまでは行けそうにない。

年度当初からコロナ対策で、予定どうりに活動することができなかった。

まだ、終わってしまったわけではないのだが、

砂浜に残した自分の足跡が、波にさらわれて消えていく様が脳裏に映っている。

現役最後の年に、どうして新型コロナなのか?

【結論】運命には勝てない。


あとは、人を信じるしかない。

人を動かす仕掛けをいくつか講じている。






nice!(0)  コメント(0) 

最後の出番です。 [仕事]

前回の書き込みから、1年と9か月が経過してしまいました。

部下たちの犯したミスの責任を取り、前回の書き込みの日に

退職願を提出しました。

辞表を出すと、「逃げた」と批判さるので、

後始末をして、年度末退職の願いを届け出ました。

およそ、1か月後に懲戒処分を受けましたが、

私の部下たちは、なんとか軽微な処分で守り切りました。

さらに、1か月後、退職届の撤回を命じられました。

その後、3度目の説得を受諾し、退職を回避しています。

責任の追及は、翌年の3月まで続きました。

当然のことながら、翌年の4月には異動となり、

移動先の部署では、早速4月にハイパースケールのプロジェクトを

部下たちに披露したところ、次代の若手たちが興奮しながら取り組み、

10年間のロードマップを5年間に短縮しようとしています。

その理由は、私があと1年で定年を迎えるため、

残り約1年間でプロジェクトの実現性を担保しようとしているのです。

このプロジェクトには大きな難関があるのですが、

ここまでは、障害よりも偉大な追い風が吹き、想定外の進展がありました。

この1年間は上司には相談せず、個人責任で進めてきましたが、

先週末に上司と有力なステークホルダーを引き合わせ、

プロジェクトの履行の担保を図りました。

その理由は、まもなく人事異動があり、このプロジェクトが消滅させられる

可能性があるからです。

内部には抵抗勢力やスパイもおり、

というより、私のチーム以外は抵抗勢力ばかりなのですが・・・

その一方で、外部には私たちに協力してくれるキーパーソンも現れ、

目まぐるしい1年でした。

そのような訳で、このブログは、ほったらかしになっていたのです。

便りのないのは、良い便りでしょうか。

病気の方は、主治医から「そろそろ、統計的に抗がん剤や放射線治療を原因とする

発がんの可能性が高くなるので気を付けるように・・・」と脅されています。

しかし、昨年から太り始め、洋服のサイズが変わって困っています。

もう二度と太ることなど考えられませんでしたが、

自分でも驚きです。

明日は、別件で仕事上の困難が待ち受けているので、

この辺で近況報告を終わります。

毎朝、目が覚めると、「まだ生きている」、と実感しています。


このブログを見てくださる方がいるということを

知らせてくださった方に心から感謝申し上げます。





nice!(1)  コメント(0) 

俺の出番だ [仕事]

今、仕事から帰った。


私のチームが重大な過ちを犯し、

責任をとらなければならなくなった。


しかし、私のチームは優秀なチームだった。

大きなチャレンジをして、失敗して、死に物狂いでマイナスを取り戻そうとしていた。

無残な結果になったが、その努力と気力と行動力を褒めてやりたい。

社会的には許されないが、私は十分に満足することができた。

良く頑張ってくれた。

ありがとう。


明日は、人生で最後の大仕事になるだろう。

もう、悔いはない。


喜んで、サンドバックになろう。



nice!(1)  コメント(6) 

人生のツケ [仕事]

悪性リンパ腫の再発気配はありません。


しかし、仕事に関しては人生のツケが回ってきたようです。

これまでの人生で、仕事に関しては独身時代に一度大きな決断をしました。

その時は、羨望していた同じ会社の大先輩を尋ねて相談し、

職業人としてではなく、一人の人間としてアドバイスをいただき、迷いがなくなりました。

その後、3回は決断を見送ってしまいましたが、

見送った理由は家族のためであり、自分のためではなかった。

いよいよ、仕事上で溜まった人生のツケを清算する時が来たようです。


一度は社会復帰を諦めたものの、

社会復帰後は衰えた体力の限界まで密度の高い3年間を過ごしてきました。

近年は新聞を読んだり、テレビのドラマを見る時間も無くなりました。

人生の長さがわからず、焦りながらやっておきたいことをやってきた。


今回は、損得を無視して、以前からやらなくてはならないと思いつづけてきたことを

実行するタイミングがやってきたのです。

リスクを顧みず、家族や他人の意見を聞くこともなく

仕事上で溜まった責任をとることにしました。

人生のツケを一つだけ清算しておきたいのです。


一つだけ嬉しいことは、この病気になったときに自身の仁徳の無さを痛感しましたが、

最近、一部の部下や同僚に認められてきたという実感が湧いてきました。


できるだけ、組織に迷惑をかけないように仕事を卒業していくつもりです。








nice!(1)  コメント(0) 

背中が痛い [その他]

背中が痛いが、忙しい。

来週は特に・・・

来週末の健康診断まで、耐えるしかない。



nice!(1)  コメント(0) 

部下の退職 [その他]

若い部下が一人、3月末で退職する。

10月に退職の意志を提示され、12月末で退職したいと・・・

次の仕事はまだ考えていないと言うので、年度末退職を勧めた。

年度途中での退職は履歴に傷をつけることになり、

次の就職で不利になると助言し、時間を稼いだ。

その後、退職願を預かることになったが、一度は返して、もう少し考えてみたらと・・・

しかし、再度、退職願の提出を受け、手続きが完了した。

社長の承認書が交付された後になって「くやしい」と言う。


一言で表現するならば、「わがままな娘」である。

しかし、彼女は精神的に病んでいた。

だから、考えさせたつもりだが、留められなかった。

彼女の健康を重視すれば、早く辞めた方がいい。


この仕事を続ければ、彼女は必ず精神的に壊れると思った。

壊れた精神を直すのはかなり難しい。


彼女にとっては、大きな人生の転機だが、

良かったか、悪かったかは後で解るもの・・・


この退職で「後悔」だけはしてほしくない。









nice!(0)  コメント(0) 

声が出ない [その他]

風邪をひいた。

のどはあまり痛くないのに声が出ない。

セキとタンが出る。

声が出ない原因は、非常に濃度の高いタンのせいだと思われる。


明日は大事な会議があるので困った。

なるようにしかならないな。


腰の痛み減ってきたので、良かった。


nice!(0)  コメント(0) 

腰背痛 [その他]

1月28日(日)
「ぎっくり腰をやってしまったかな。」と思った。
腰の背骨付近に激痛が・・・
ところが、2月1日(木)から右腰から背中にかけての鈍痛に変わった。
右腰背部には、膵臓、腎臓、肝臓がある。
発癌か?
しかし、1月の経過観では異常がなかったし、
3月末までは仕事が特に忙しい。
もう少し、様子を見よう。
占い。
自分の過去の人生と照合すると、ほぼ当てはまっている占いがある。
転職や結婚、子供のころの状況もほぼ整合している。
悪性リンパ腫を発症した年は最悪の運勢だった。
死ななかったのが不思議なくらいどん底の運勢だった。
この最悪期は3年間、発症から抗がん剤投与、放射線照射、
その後は副作用や後遺症に翻弄された。
現在はその時期を乗り越え、上向きの運勢になっている。
ようやく管理職にも昇格した。
この占いによると、66歳が危ない。
9年後、再び最悪期が訪れる。
最悪の運勢で死ぬとすると、
苦しんだ挙句の死となるに違いない。
ならば、運勢が上向きの中で死んだ方が良い死に方ができるのではないだろうか。
それとも、運勢が良い時期に死ぬことは無いのだろうか。
運勢があることは間違いない。
事故で突然、無くなる人もいる。
運が悪かったことになる。
運勢が上昇中にも、突然、不運に見舞われる瞬間があるのだろうか。

nice!(0)  コメント(0) 

のどがかゆい [その他]

そういえば、3か月くらい前から

のどがかゆい。

最初はシェービングクリームが肌に合わないだけだと思っていたが、

シェービングクリームを替えてみても

かゆみは収まらず、

肌荒れは無い。


体のかゆみが怖い。


病気を発症したときの前兆が背中のかゆみだったからだ、

孫の手を2本買って、職場と自宅に用意していた。


医師の診断は乾燥肌、9月なのに・・・


これがホジキンリンパ腫の前兆だったと信じているのだ。


nice!(0)  コメント(0) 

また来る [その他]

2014年12月29日に退院し、

4度目の正月がやってくる。

11月に告知を受けたときは、お正月を迎えられるかどうか、

保証されなかった。


あの頃を想えば、信じられない今を生きているのだが、

幸福感は無い。


2015年の元旦、抗がん剤の副作用によって髪の毛がごっそりと抜けた。

あの時の絶望感は一生忘れないだろう。


社会復帰を完全に諦め、

死を覚悟した元旦であったが、

その後、全く想像もできなかった生きることの苦しさを

散々味わうことになる。


地獄の日々が1年以上続くことになるとは・・・


人生に安定は無いのだ。






nice!(0)  コメント(0) 

ブレンツキシマブ ベドチンとAVD併用療法 [新薬]

未治療の進行期古典的ホジキンリンパ腫に対して、抗CD30抗体薬物複合体ブレンツキシマブ ベドチンとAVD(アドリアマイシン・ビンブラスチン・ダカルバジン)併用療法は、ABVD(アドリアマイシン・ブレオマイシン・ビンブラスチン・ダカルバジン)療法よりも、統計学的に有意に修正無増悪生存期間(mPFS)を改善することが明らかとなったらしい。

nice!(0)  コメント(0) 

覚悟はできているのだが・・・

いつの間にか、57歳を迎えていた。


抗がん剤投与時から、ずっと体の節々が痛いが、

再発の兆候はなく、安定している。

長引いてきた口腔内の障害も、安定してきた。

ただ、安心はしていない。

おそらく、この先も安心することはないのだろうと思う。


明日からの3連休は、関西方面へ遠征する。

また、久しぶりの友人たちと会える。

この3日間は病のことを完全に忘れてしまいたい。


しかし、ここからさらに、2年半後のことはまだ、何も考えられない。


振り返ると、もし、2年半前に死んでいたら、悔いが残っていたと思う。

この間、密度の濃い人生を送ってきた、つ・も・り・・・

今はもう、悔いは無いような気がしてきている。


「人生は楽しかった。」と思えるようになってきたような・・・










nice!(0)  コメント(0) 

がん政治家の死去 [その他]

与謝野馨元衆議院議員が亡くなったとの報道を知り、

非常に残念でなりません。


闘病中に読んだ本の中でも特に生きる希望をいただきました。


以下に、

このブログの 2015.5.16 の記事を貼ります。


「全身がん政治家」スゴイ男がいたもんだ。

政治家、与謝野馨氏の闘病回顧録である。

中曽根康弘氏の秘書を経て、衆議院議員初当選から10か月、39歳にして悪性リンパ腫を発症。しかし、秘書や事務所の人間、家族には内緒で、知っていたのは口の堅い運転手だけ、偽名で抗がん剤治療を繰り返し、治療期間は10年以上に及ぶ。

2度目のがんは62歳で発症した直腸がん、その翌年には前立腺がん、68歳で下咽頭がんになっている。

政界随一の政策通政治家でありながら、30年以上にわたり、4つの異時性多重がんと闘った記録は、非常に濃い内容である。

抗がん剤治療、放射線治療、手術、ホルモン療法、高気圧酸素治療など、治療内容が豊富であり、氏の治療に携わった一流の医師達が当時のカルテを元に治療の経緯を説明している。

政治家という激務を務めながら、度重なる入院や100回以上の通院に耐えられる精神力は見事である。

凄い男がいたもんだ。闘病経験者でないと解らないだろう。

政治に関心のあるがん患者やその関係者には、特におすすめです。

 

78歳だったそうです。

謹んで哀悼の意を表します。

 

私事ですが、体調が良くありません。

本日から右首筋の痛みと左腰の鈍痛が出ています。

そして、異常に眠い。

経過観察日が再来週なので、それまで様子見です。

再発ではないことを祈ります。

 






眠い [その他]

2週間くらい前から体が非常に疲れやすく、一日中眠い。

仕事中も眠くて辛いときがある。

5~6時間の睡眠はとっているのに・・・

最初は風邪の潜伏期間かな?と思ったが・・・

明らかな体調変化なので、

一応、書き留めておく。





己達せんと欲して人を達せしむ [仕事]

幹部の歓迎会があった。

一度はあきらめた社会復帰。

それから2年、遅ればせながら幹部の仲間入りを果した。

功績が認められたというわけではなく、遅咲きの年功序列によるものだ。


自分には昇格資格がないと心得ていたが、改めて考えてみた。

もし、自分が経営者だったら、悪性リンパ腫の社員を幹部にするだろうか・・・


・・・するだろうな。


それを避けるような組織なら(リスク回避第一主義)存在価値はないだろう。


では、労働者目線ではどうか。

上司、同僚、部下の身体的リスクを許容できる人は、意外と少ないのではないだろうか。

表向きには善人を装うが、裏では不満をぶちまける。

しかし、それは人間の性なのかもしれない。


或いは、ひとの器の問題だと思うが、器の大きい人材を育成することは非常に難しい。


「人の痛みがわかるひと」

「人を助けてあげられるひと」

「見返りを期待しない行動が出来るひと」

「責任をとるひと」

そんな人材を育成したいが・・・


現実は、「他人の噂で盛り上がる」人間関係が構築され、

(ごく一部だと信じたいが・・・)

他人の噂に虚飾を繰り返して光のごとく伝播させ、悦楽する輩達。

「他人の不幸は蜜の味」それが彼らの労働意欲の源になっている。

しかし、彼らは自分自身が噂のネタになることを想定していないのではないかと思う。


「いじめ」の構図に類似しているような。


最近、定年前に退職する者が後を絶たない。

こういうことが原因ではないと信じたい。


「人を養う」ことの重要性を組織全体で再認識する必要があると思う。

子供を持つひとには理解できると思うが、

子供がいない者でも、自分が親や社会に養われてきたことに感謝すべきだ。

組織の一員は、職責に応じ、部下や後輩、その家族等の生活を支え、養う立場にある。

生態系のピラミッドと同じ構図であることを伝えたい。

できれば、「上司さえも養ってやる」くらいの心意気を持って欲しい。


しかし、どうやって意識改革を促すのか。


「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

山本五十六の有名な言葉である。


「己達せんと欲して人を達せしむ」

自分が目的を遂げようと思うときは、まず人を助けて目的を遂げさせる。

仁ある者は事を行うのに自他の区別をしない。


一部の経験豊富な人材が「噂中心社会への教育」をしてしまう前に

経験の浅い人材を正常な方向へ導かなければならない。


一度は目前の死を覚悟した経験を活かせればよいのだが・・・

















リンパ腫の原因物質特定か。 [その他]

ホジキンリンパ腫を引き起こすタンパク質がマウスの実験で特定できたらしい。

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市)

現在は、抗がん剤治療が中心だが、予後が悪いケースもあり、このタンパク質を標的とした新たな薬剤開発につながる可能性があるのだそうである。

ホジキンリンパ腫は、唾液などを介して成人の多くが感染する「EBウイルス」が、免疫力が低下した際にリンパ球を異常に増殖させ発症すると考えられているが、詳しいメカニズムは不明とのこと。

EBウイルスは、人の体内に侵入した異物を攻撃する抗体の性能を高める「胚中心B細胞」というリンパ球に感染すると、LMP1とLMP2Aというタンパク質を作り出す。

この2つのタンパク質が作られるように遺伝子改変したマウスを作製し、免疫を抑制した状態にすると、胚中心B細胞の異常増殖や脾臓(ひぞう)の肥大が起き、ホジキンリンパ腫が形成された。

ホジキンリンパ腫の病態を示すモデルマウスを作ったのは世界初とみられ、発症メカニズムの解明や薬剤の候補物質の試験に役立つらしい。

今後の研究に期待したい。


社会的信用の回復 [仕事]

人事異動の内示が出た。

2年前の今頃は抗がん剤を投与していた。

あの頃は、社会復帰は考えていなかった。(考えられなかった)

抗がん剤の投与が終了し、社会復帰をしながら放射線治療を行ったが、

抗がん剤の副作用と放射線の副作用と仕事や家庭でのストレス。

地獄の日々は1年ぐらい続いた。

あれから2年、

もう取り戻せないと思っていた社会的信用の回復。

一度は地獄から這い上がった。

「それでいいだろう。」

と自分に問いかけた。


抜歯(寛解後2本目) [口腔機能管理]

寛解して、もうすぐ2年になる。

抗がん剤投与後、2本目の抜歯をした。

歯が痛くて、1本の歯で2回に渡り神経を抜いたが、痛みはなくならなかった。

歯を抜いたら、痛みはなくなった。

寛解後2本目の抜歯である。

奥の歯から数が減ってくる。

自己診断では抗がん剤の影響があると思うのだが、

医学的には無関係らしい。

抗がん剤投与後、老化が促進しているような気がする。

通常の老化なのか、異常な老の進行なのか、わからない。

いずれにしても、自分自身で活動できる時間が限られてくるような

焦りを感じる。

昨日は貧血が起きたが、今日は出血も止まった。


診療に関する説明書 [大学病院]

1月27日に医師から「診療に関する説明書」が渡され、説明を受けた。

診断:ホジキンリンパ腫
   ・臨床病期ⅡA:リンパ腫病変は頸部リンパ節と扁桃
   ・早期予後不良群
   ・悪性リンパ腫
     免疫機能を担当するリンパ組織の細胞が、がん化したもの。
     がん化とは、機能を失った細胞が無制限に増加し、悪性腫瘍化する。
     免疫力の低下により重症感染症を起こし、命に関わる。
   ・治療内容
    ①短期化学療法(ABVD療法4コース)
    ②放射線療法(病変隣接区域を含めたリンパ節領域に限局して照射)
   ・5年無病生存率 85%程度
    (どういう状態で生存しているかは不明=死んでいない状態)
   ・放射線療法の副作用:治療後、数年たってから放射線照射部位にがんが発生することがある。
    ①15年後 13%
    ②25年後 22%
   ・抗がん剤(化学療法)の副作用:放射線の副作用と同様に化学療法が原因と考えられる
    がんが発生することがある。(2次発がん)

というような内容が記載された説明書をいただき、説明を受けた。

もし、仮に再発しなかったとしても長生きは無理だな。

というより、寛解後、体の機能がどんどん低下してくる実感があるのだが、

病気の影響か、老化か、治療の副作用かがわからない。

すべてかもしれないし・・・

わかったところで、どうなるものでもないが・・・

最近、ランニングをしている後期高齢者をよく見かけるが、

スゴイと思う。

私にはもう、考えられない世界である。

細く長い人生、

太く短い人生、

人生が長くはないとすれば、太く生きなければ?

それって、結構なストレスでもある。

まあ、いいか。


歯が抜けていくような [口腔機能管理]

上あごの両側の奥歯が揺れてきた。

激しい知覚過敏で、水もお湯も激しくしみる。

大学病院の歯科に予約外診療をお願いした。

片方の歯は神経を除去。

除去した歯の痛みはなくなった。

老化なのか、抗がん剤の影響か、放射線の影響かはわからない。

しかし、寛解後、既に1本歯が抜けており、今回また2本の歯が抜けそうだ。

すべて上あごの歯ばかり。

次々に抜けてしまうのだろうか?


再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫に対する希少疾病用医薬品の指定 [新薬]

 12月2日発表記事

小野薬品工業株式会社

オプジーボは、日本で実施された再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫を対象とした第2相臨床試験(ONO-4538-15試験)において、中央判定による奏効率が75.0%(95%Cl:47.6–92.7)だった。なお、同剤は、厚生労働省より、2016年3月にホジキンリンパ腫を効能・効果とする希少疾病用医薬品の指定を受けている。

ホジキンリンパ腫は、リンパ細網系から生じた細胞の限局性または播種性の悪性腫瘍であり、国内年間患者数は約2,000人と推定。ホジキンリンパ腫では、初回治療として化学療法や放射線療法が行われる。再発または治療抵抗性が認められた場合には、化学療法や自家造血幹細胞移植による治療が行われるが、再発または難治性のホジキンリンパ腫患者における予後は悪いことから、新たな治療薬の開発が期待されている。

将来のために、記録しておこう。


皮膚のかゆみ:ロコアテープ [整形外科]

ロコアテープが貼れなくなりました。

毎日、微妙に貼る場所をずらしていたつもりですが、

両肩共、かゆみが出てきて、しばらくはロコアテープなしで、

様子を見るしかありません。

ロコアテープによって、肩の痛みはかなり和らいでいるのですが、

痛みがなくなったわけではなく、

忘れたころに「イテテ」となってしまいます。

ホジキンリンパ腫の再発の気配はなく、また、お正月が迎えられそうです。


唾液分泌障害は治らない [放射線治療]

放射線治療が完了してから、1年と4か月が経過します。

しかし、副作用の唾液分泌障害はまだ治っていないようです。

仕事の会議などで口が乾き、しゃべるのが、めんどうになるときがありますが、

唾液の分泌は回復してきていると思い込んでいました。

昨日、妻が栗をゆでたのですが、

うまく食べられません。

栗を食べて気が付きました。

水が無いと食べられないことに・・・

味覚障害はほとんど治っているのですが、

唾液分泌障害は治らないようです。

つまり、後遺症になってしまったようです。

大好きだった栗も、あまり食べられません。

大量の水を飲まないとならないので・・・

そういえば、昨年の夏は栗を食べた記憶が無い。

スイカもまずくて食べられなかったので、今年はたくさんスイカを食べた。

美味いというより、スイカを食べないと夏じゃない。

家族は、スイカがあまり好きではないので、一人で10玉ぐらい食べたかな???


腱板断裂経過観察 [整形外科]

今日は整形外科の診察でした。

ロコアテープにより、生活上の支障はかなり少なくなりました。

シートベルトも右手で取れるようになり、腕を回すこともできるようになりました。

まだ、痛みはありますが・・・

「もう手術は必要ないですね?」と医師に尋ねると、

「痛みが耐えられなくなった場合は、手術しかないと覚えておいてください。」とのこと。

もう少し、様子を見ましょうとのこと。

ロコアテープも節約しているので、次回は2か月以上先にしてもらいました。

無理をすると痛みはひどくなるが、リハビリも必要。

難しいな。


経過観察3/2年 [血液内科]

CT:異常なし

血液:概ね良好

3か月毎の血液検査は4か月ごとになり、

6か月ごとのCTは1年ごとになった。

しかし、もう大丈夫とは決して言わない主治医。

寛解後5年までは油断できないと・・・・


肩の痛みがかなり和らぎました [整形外科]

今日は整形外科の通院でした。

診察を受けないと、ロコアテープ(痛み止めの湿布)が手に入らないので・・・

ロコアテープのありがたさを認識し、最近は節約しています。

現在は1/4に切断したものを右肩に1枚と左肩に2枚貼っています。

肩の痛みが、かなり緩和してきました。

まだ痛いですけど、腕があがります。

痛みに耐えるため、動けなくなることもなくなりました。

最悪の峠は通り過ぎたような・・・・

整形外科は1月に一度のペースです。

院外薬局で聞いてみたら、12月になると10袋まで処方が可能になるようです。

新薬のため、現在は7枚入りが4袋までしか処方されません。

1日に使用可能な枚数は2枚まで。

薬剤師が「副作用はありませんか?」

「全くありません。」

医者は今日も注射を打ちたがっていましたが、

注射は拒否、効かないからなあ。


1枚のロコアテープを半分に切って [整形外科]

ロコアテープの使用は、1日2枚が限度で、2週間分までしか処方されません。

ということは、2週間ごとに診察を受けないとロコアテープを使用できないのです。

私の整形外科の医師の診療時間は月曜と水曜の午前中だけ、

休暇の消化が増えてしまうので、1枚のテープを半分に切って使うことで、

診察周期を3週間に伸ばすことにしました。

肩は曲面ばかりで平面部分が少ないので湿布を半分に切って、

短冊状にした方が貼りやすいことが分かりました。

使用量を半分にしても効果はそれほど変わらないようです。

今のところ、生活に支障はないのですが、リハビリは自分でしてくださいとのこと。

この大学病院では、この病院で手術をした患者以外のリハビリはやらないとのこと。


同僚が腱板断裂手術 [整形外科]

腕を吊っている同僚がいたので、どうしたの?と尋ねると・・・

腱板断裂で手術をしたとのこと。

私より2つくらい若い人。

有名な整形外科の名医に手術をお願いしたとか・・・

手術のための診察の予約が2か月待ちらしい。

手術は全身麻酔で、入院は1週間、筋肉の束をボルトで固定するとか・・・

6か月は再断裂の可能性があるので、腕を吊っているらしい。

彼は片方だけなので、いいけど、私は両肩なので、

順番に手術をすると1年以上は不自由になってしまう。

彼はテニスが趣味なので、自ら手術を望んで名医に手術をお願いしたらしい。

私はもう、スポーツはできなくても良いので、

手術はしたくないな。


ロコアテープ、効く [新薬]

大学病院の整形外科でロコアテープという湿布が処方されました。

正直なところ、「えっ、湿布なの?」と思いました。

医師、「痛み止めの注射も、もう一度打ちましょう。」

私、「前回はほとんど効かなかったのですが・・・」

医師、「少し場所を変えます。」

確かに、前回は肩の後ろの方、今回は前の方だった。

この段階で、私は医師を信用していなかった。

私、「先生、手術はやっても無駄ということになったのですか?」

医師、「手術の可能性はあります。しかし、その前に非常に強力な湿布がありますので、試してみましょう。」

この医者も頼りになりそうもないなと思いました。

肩の注射は多少効き目があり、痛みが和らいだような気がしました。

湿布を貼りだして2日目、「肩が動かせる、自分の意志で・・・。」

痛いことに変わりはないが、痛みに耐えるためうずくまって固まるようなことがなくなりました。

自ら、少し肩を動かしたくなってきました。

3日目、かなり痛みが緩和してきています。

湿布で良くなるなんて???と思い、調べてみました。

なんと、今年の1月に発売されたばかりの新薬でした。(大正製薬)

普通の湿布とはかなり違うようです。

内服薬を併用する場合と同じ効果があるため、一日の使用量が制限された最強の湿布らしいのです。[↓]

http://medistor.net/new-poultice-loqoa-tape/

期待できそうです。とりあえず、2週間後に再診の予定です。

先生、効いてきているよって、報告しなくては・・・

手術はもうしなくても良いのかな?

そういえば、肩は無理をしないで動かすようにと・・・

動かさないと筋肉が固まってしまうとか・・・

だけど、今までは痛くて動かす気になれなかった。

この湿布を貼れば、少しは動かせる。

何故か、断裂していると言われた右肩は痛みが少なくなってきた。

かなり損傷している左肩が痛い。

湿布の次は何だろう?

リハビリかな?


前の30件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。