唾液分泌障害は治らない [放射線治療]
放射線治療が完了してから、1年と4か月が経過します。
しかし、副作用の唾液分泌障害はまだ治っていないようです。
仕事の会議などで口が乾き、しゃべるのが、めんどうになるときがありますが、
唾液の分泌は回復してきていると思い込んでいました。
昨日、妻が栗をゆでたのですが、
うまく食べられません。
栗を食べて気が付きました。
水が無いと食べられないことに・・・
味覚障害はほとんど治っているのですが、
唾液分泌障害は治らないようです。
つまり、後遺症になってしまったようです。
大好きだった栗も、あまり食べられません。
大量の水を飲まないとならないので・・・
そういえば、昨年の夏は栗を食べた記憶が無い。
スイカもまずくて食べられなかったので、今年はたくさんスイカを食べた。
美味いというより、スイカを食べないと夏じゃない。
家族は、スイカがあまり好きではないので、一人で10玉ぐらい食べたかな???
放射線治療終了 [放射線治療]
今日は17回目の放射線照射、最終回でした。
ようやく終わったとはいえ、倦怠感が凄い。
午前中は、寝不足ではないのに仕事中に眠くなってしまった。
昼飯もあまり食べられないし、フルタイムで働くのはまだ厳しい。
一週間、仕事を休んで、副作用の様子と体調を整えることにしました。
その後、完全復帰をしようかと・・・・
私の場合、抗がん剤治療より、放射線治療の方が辛かった。副作用が・・・・
それに、抗がん剤の効果は実感できましたが、放射線の効果は全く分かりません。
本当に必要だったのか?
現時点ではなんとも言えない。
5年以上再発しなければ、効果があったと認めよう。
大型連休前は投薬漏れに注意 [放射線治療]
医師も気分はGWなのかね?
放射線の照射と診察を終え、会計をしたら、今日もらわなければならない薬が出ていない。
院内薬局に、医師への確認を依頼したら、診療科に戻って医師に申し出てくださいとのこと。
結局、約1時間も余計な時間を盗られた。
患者の立場で診療してくださいよ。
昨日から、お願いしていたのに・・・・。昨日、看護師も診察に同席していたのに・・・・・
気が付いてほしかったな?
この連休中に副作用がピークになりそうだと言ってたくせに・・・・
患者にとって、連休中に薬が切れるのは恐怖である。
ガッカリさせないで欲しい。
あらゆる面で、放射線治療が終わるまで耐えるしかないのか?
医師の対応が改善 [放射線治療]
今日は12回目の放射線照射、医師の対応が非常に良かった。
照射前に口腔内を診察し、副作用の状況と今後の予想を丁寧に説明してくれた。
まるで、このブログで訴えた苦情を見ているかのようだった?
食べるのがきついかもしれませんが、5%の体重減少までは治療を継続しますとのこと。
この程度の副作用はまだ、軽い方ですとのこと。
痛みを無理して食べない。
なるべくしゃべらない。
水分はできるだけ採る。
幸いにして、照射の間にGWと土日が入るので、まめにうがいをすれば、照射を中断しないで副作用を乗り切れるだろうとのこと。
患者としては、医師を信じることも治療の一部になるのです。
しかし、医師はいつもマスクをしているので、顔の表情が目元しか読み取れない。
まあ、やむを得ないのかな?
放射線照射のリハーサルでパニック [放射線治療]
放射線照射のリハーサルということで、前回作成した頭頸部固定具(マスク)を装着し、放射線照射装置に固定された。
ところが、前回より圧迫感が強く、息苦しくてパニックになりそうだった。
「一度、外してください。」
「前回より圧迫感が強くて、息苦しくて、パニックになりそうです。閉所恐怖症ではないのですが・・・」
すると、「スペーサーを外します。」と言って、頭の下に挿入していたスペーサーを抜いた。
「先ほどの圧迫感には耐えられそうもないので、手術着も脱がせてください。前回マスクを作成した時は上半身裸の状態だったので、同じ条件でお願いします。」
このマスクを装着すると、全く身動きが取れず、その上、息苦しいので、まるで首を絞められているような状態になり、パニックになった。
技師としては、患者に動かれないように圧力を高めたいようだが、自分の体で体験したことがあるのだろうかと疑問に思った。
私が神経質なのかもしれないが、正直なところ、棺桶に入れられてから蘇生したような気分だった。(もちろん、経験はありません。想像です。)
とりあえず、マスク作成時と同じ状態でのリハーサルを要求した。
そうでなければ、そもそもマスクを作成する意味が無い。「当たり前だろ・・・」
放射線科は患者とのコミュニケーションが非常に少なく不安である。
来週から放射線照射を始めるというのに、医師が設計した照射範囲、照射方向、照射量に関する説明は何時してくれるのだろうか。
おそらく、説明するつもりは無いのではないかと思う。
放射線治療の回数、目的、効果、副作用の説明を受け、同意書にサインをしたが、照射範囲、照射方向、照射量に関する説明は聞いていない。
聞いても仕方が無いと言われれば、それまでだが、医師にケンカを売るタイミングを考えるしかなさそうである。
立場を考えると、怖いけど?
マスク作成、黄金(ツタンカーメン)ではない [放射線治療]
放射線治療のためのマスク(固定具)を作成し、CT撮影をしました。
頭部から肩にかけて、白いメッシュの型をとり、マジックでいろいろと書き込みをしていたようです。
マジックインキのにおいが・・・・
「ツタンカーメンの黄金のマスク」が脳裏に浮かびました。
マスクを作られると、「死」を意識してしまうのは私だけでしょうか?
明後日にリハーサルをして、来週から毎回、このマスクをして放射線を照射するそうです。
抗がん剤の副作用が減ってくる時期でもあり?(予定では・・・)
とりあえず、放射線の副作用が出るまで、職場復帰しながら放射線治療をするつもりです。
午前中は仕事をして、午後から通院するつもりです。
大丈夫なのかどうか?よくわかりませんが、やるだけやってみる。
仕事の方では、もう必要とされてはいないと思いますが・・・・
職場に、少し迷惑をかけてみようかなと・・・・・
私としては、この程度のことでも、結構、勇気が必要なことなんです。
死ぬ気になって・・・・・生きてみるか?
俺って、人徳が無いからな?
そういう意味では、反省しています。
いまさらですが ・ ・ ・
サイバーナイフはダメだった。 [放射線治療]
血管痛の診療のついでにサイバーナイフのことを聞いてみた。
私の場合は、ある程度の範囲に放射線を照射する必要があるので、ピンポイントは意味がないとのこと。
残念でした。
「サイバーナイフ」って何? [放射線治療]
妻が職場で情報を仕入れてきてくれた。
放射線治療に「サイバーナイフ」っていうのがあるらしいとのこと。
ネットで調べてみると、
ロボットアームの先に取りつけられた放射線治療装置が体の周りを自由自在に動き、集中的に放射線を腫瘍に投与する定位放射線治療(ピンポイント照射)専用の装置で、可動域の広いロボットアームを動かすことで、場所を変えながら放射線を照射することができるため、正常組織にあまりダメージを与えずに治療行うことが可能。
また、間欠的に画像での照合を行い、呼吸により移動する腫瘍を追尾して放射線を照射することができる。呼吸を止めたり、大掛かりな固定器具などを使用する必要がないため、患者の負担を軽減することが可能。
ミサイル追尾システムを応用して、精度が高いから副作用を少なくできる装置のようだ。
脳腫瘍に使う装置なのかな?
高いのかな?
今度、主治医に聞いてみよう。
放射線科受診(治療方針) [放射線治療]
抗がん剤の副作用による免疫の低下が回復する4月中旬から放射線治療を開始し、5月中旬まで17回の照射をすることになりました。
事前に、放射線の照射設計をするためのCT撮影とリハーサルを行います。
治療中は無痛らしいのですが、治療後半以降の副作用がたいへんみたいです。
私の場合、首筋の両側に照射するため、口の中にかなりひどい副作用が発生するとのことです。
特に唾液が出なくなることが問題で、症状が厳しく、回復に約2年間を要する事例があるとのことです。
私の場合、年齢的に考えて、再発した際の治療方法に於いて年齢制限が影響する可能性があり、ここで多めの放射線を照射をしておいた方が良いとのことでした。つまり、副作用も多めに出るということ・・・・
副作用は個人差があるので、チャレンジするしかありませんが、正直なところショックです。
抗がん剤の投与から仕事を休んでいますが、そろそろ有給休暇と病気休暇を使い果たしてしまいます。
休職処分になると給料が減るので、減給にならなないように限界まで副作用に耐えながら、ストレス貯めて、仕事をして・・・・
やれるところまでやってみるしかないですね。
でも、それって自分のため?
違うような気もしますが、義務感があるんですよね?
生きていくための・・・
ならば・・・
どうする?
とりあえず、楽観的に・・・・
それがいい。