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がん細胞の増殖スピードを実感(進行が速い) [生検手術]

リンパ節生検の手術日程が1週間後に決まり、入院の準備やら休暇手続きを始めたころから、あごの下のリンパ節の腫れがどんどん増えてくる。

最大で3センチぐらい、全部で30個までは数えていたが、そのうちに数え切れなくなった。

生検手術の説明では、切除するリンパ節の近くに口の中の神経が接近しているので、術後に障害が発生するリスクがあるということであった。

傷口はしわに沿って目立たないようにメスを入れますとのこと。

手術の同意書等に医師に要望事項を記載できる箇所があったので、無駄な努力とは思ったが、ダメもとで「傷口は大きくなってもかまいませんので、神経は絶対に切らないでください。」と記載した。

この要望が、後に医師の判断に影響を及ぼしたと思われる。

手術前日の診断で、切除を予定していたリンパ節が大きくなりすぎて手術のリスクが高まり、他のリンパ節も大きくなってきたので、生検の対象を変更するかもしれないということになった。

手術が終わってみたら、当初の予定とは違うリンパ節が無くなっていた。
口の中のしびれもなく、傷口も腫れていない。ああ、良かった。
ところが、この後もどんどん癌細胞の増殖が続いていく。毎日、毎日、リンパ節の変化に驚き、次第に恐怖感に変わってくる。

「このままでは死ぬ。」

主治医によると、リンパ節の腫れは単に増え続けているわけではなく、細胞が毎日、生まれ変わりながら、相対的に増えているらしい。
だから、減ることもあると言うが、まだ、減ったことはない。

3日間入院して生検手術(全身麻酔)を行い、1週間後に悪性リンパ腫であることが確定し、2週間以内に抗癌剤の投与を開始する治療スケジュールが組まれた。

2週間以内に抗がん剤を投与しないと間に合わないようです。つまり、死んじゃうかも・・・・

すぐに会社の上司や人事担当者と打ち合わせを行い、長期休暇の手続きや親戚等への報告など、急激にあわただしくなった。

自ら、死を覚悟しなければならなくなったので、ある程度の身辺整理も急がなければならない。

泣いている余裕はなかった。

癌細胞の増殖が加速し始めてきた。あごの下は既に腫れたリンパ節でいっぱいになり、首筋から肩にかけてリンパ節が腫れてきている。左腕の神経が圧迫され、車の運転ができなくなった。

左腕が痛くてTシャツも脱げない、着られない。

まだ、再入院まで1週間もあるのに・・・・
間に合わないんじゃないの・・・・

近所のイオンに行って介護用の前開きシャツを買ってきた。
これは良い、一人で着られる。


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リンパ節生検手術について(耳鼻科) [生検手術]

血液内科を受診した翌日、耳鼻科を受診。
リンパ節の針生検では悪性リンパ腫の可能性があるというところまでしかわからない。
リンパ節の生検をしないと悪性リンパ腫の種別を確定することができない。
病気の種類によって治療方法が全然違うので、
最悪に備えて最善のスケジュールを組むべきであり、
あまりゆっくり考えている暇は無いとのこと。

たまたま手術の予約が一つキャンセルになったので、
今すぐ決断してもらえれば、来週の手術室を押さえられる。
これを逃すと、一か月以上先になってしまう可能性が高いという。

かなり、ヤバいという雰囲気が伝わってくる。
医師が一生懸命私のためにスケジュールを組み立ててくれるので、
ありがたく、従うことにした。
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