経過観察（5）

今日は、先日撮影したＰＥＴ検査の説明がありました。

結果は、異常なし。「がんは認められない」

がん細胞がなくなったとは言い切れないが、発見できるがんは無いらしい。

ひと安心でした。

今日は、これまでお世話になった主治医の最後の診察になりました。

来月からアメリカに行くのだそうです。

これまで１か月を目安に経過観察が行われてきましたが、次の診察は２か月後になりました。

治療が順調なのに、何故か不安です。いつも不安です。

人生、悪いことばかりではありませんが、良いことばかりが続くこともありませんし、

当分、ブログに書くネタがなくなると思います。

この病気のことや罹患後の人生観以外の余計な話題にはなるべく触れないようにしたいと思っています。

このブログを見てくださる人の役に立ちそうな情報でなければ・・・・

ただ、忘れてしまいそうな体の変化などは記しておこうと思います。

化学療法の仲間

４００人規模の組織ですが、化学療法経験者は私を含めて３人です。

血液のがんは私だけです。

抗がん剤で脱毛したのも私だけ・・・・

３人とも、再発や転移に怯えながら生きています。

つい先日も、その仲間の一人に「化学療法の辛さは、経験者じゃないと解らないよね」と声を掛けられました。

同感です。

「がんの経験者は結構いると思うけど、化学療法の辛さは独特だよね」

同感です。

「副作用が辛いと言っても、死ぬよりましだろって言われるよね」

言われます。

しかし、私は放射線の副作用の方がもっと辛い。

頭頸部への放射線照射は本当に辛いです。

壊された正常細胞がなかなか再生してくれないようです。

放射線治療の経験者は私しかいません。

経験を共有できると、少しは気が楽になるのですが・・・・

この経験が活かせれば良いのですが？

黒から脱出したい

前に、今年の年賀状の背景を黒にした話を記しましたが、

やはり、黒からなかなか抜け出せないようです。

今日は自転車で写真撮影に出かけましたが、

撮れた写真はカワウ（黒）、彼岸花にカラスアゲハ（黒）

病気になってから、何故か、黒ばっかりになってしまうことが多いです。

ネットで見つけたアウトレットの洋服を買おうかと思ったのですが、

私のサイズは色が黒しか残っていませんでした。

買うのをやめました。

黒に支配されているような気がしてなりません。

色と運命は何か関係があるのでしょうか。

オーラ診断

ミラーズというサイトでオーラ診断をしてみた。

その結果、私のオーラは【黒】と出た。

もう１回、やってみた。

いくつか前回と違う答えをしたのに、また、【黒】と出た。

インチキではないかと思い、すべての回答を１番目にしてみたら、赤だった。

当たっているとは思わないが・・・・

黒の支配から脱出するために

黒の支配から脱出するため、久しぶりにカワセミの撮影に行ってきた。

「美しい色」、で思いついた翡翠。

全く撮れない時もあるので、まだ運はあるようだ。

人工唾液

今日は口腔機能管理、大学病院の歯科診療でした。

ところが、受付機に診察券を挿入すると、予約が無い。

担当医の予約入力漏れでした。

少し、歯槽膿漏気味で治療をしてもらいました。

放射線の副作用による唾液分泌障害は４カ月が経過しましたが、改善する気配が全くありません。

会議や説明会などで、発言や進行をするときは口がカラカラになって、ろれつが回らなくなります。

ご飯（米）も湯をかけるか、水やお茶を飲みながらでないとうまく食べられません。

しかも、味覚障害で、おいしいものがあまりない。

仕事でしゃべる時のために、人工唾液を処方してもらいました。

しかし、院外薬局に行くと、なんと、在庫切れ、後日、宅配で届けるとのこと。

今日はトラブルばかりでした。

危険年齢（５４歳）

川島なお美さん（胆管がん）も今井雅之さん（大腸がん）も、私と同じ年齢（５４歳）だったようです。

７月に亡くなった任天堂の岩田氏（５５歳）も確か胆管腫瘍だったと思います。

川島さんは民間療法、今井さんは抗がん剤治療を行ったようです。

お二方ともたいへん魅力的で、個性的なお人柄だったようです。

治療法は異なる選択をされたようですが、お二方とも、かなりお痩せになっていました。

生き方（死に方）は、自分で決める、自分らしく、それしかないのでしょう。

謹んで哀悼の意を表します。