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ブレンツキシマブ ベドチンとAVD併用療法 [新薬]

未治療の進行期古典的ホジキンリンパ腫に対して、抗CD30抗体薬物複合体ブレンツキシマブ ベドチンとAVD(アドリアマイシン・ビンブラスチン・ダカルバジン)併用療法は、ABVD(アドリアマイシン・ブレオマイシン・ビンブラスチン・ダカルバジン)療法よりも、統計学的に有意に修正無増悪生存期間(mPFS)を改善することが明らかとなったらしい。

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再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫に対する希少疾病用医薬品の指定 [新薬]

 12月2日発表記事

小野薬品工業株式会社

オプジーボは、日本で実施された再発または難治性の古典的ホジキンリンパ腫を対象とした第2相臨床試験(ONO-4538-15試験)において、中央判定による奏効率が75.0%(95%Cl:47.6–92.7)だった。なお、同剤は、厚生労働省より、2016年3月にホジキンリンパ腫を効能・効果とする希少疾病用医薬品の指定を受けている。

ホジキンリンパ腫は、リンパ細網系から生じた細胞の限局性または播種性の悪性腫瘍であり、国内年間患者数は約2,000人と推定。ホジキンリンパ腫では、初回治療として化学療法や放射線療法が行われる。再発または治療抵抗性が認められた場合には、化学療法や自家造血幹細胞移植による治療が行われるが、再発または難治性のホジキンリンパ腫患者における予後は悪いことから、新たな治療薬の開発が期待されている。

将来のために、記録しておこう。


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ロコアテープ、効く [新薬]

大学病院の整形外科でロコアテープという湿布が処方されました。

正直なところ、「えっ、湿布なの?」と思いました。

医師、「痛み止めの注射も、もう一度打ちましょう。」

私、「前回はほとんど効かなかったのですが・・・」

医師、「少し場所を変えます。」

確かに、前回は肩の後ろの方、今回は前の方だった。

この段階で、私は医師を信用していなかった。

私、「先生、手術はやっても無駄ということになったのですか?」

医師、「手術の可能性はあります。しかし、その前に非常に強力な湿布がありますので、試してみましょう。」

この医者も頼りになりそうもないなと思いました。

肩の注射は多少効き目があり、痛みが和らいだような気がしました。

湿布を貼りだして2日目、「肩が動かせる、自分の意志で・・・。」

痛いことに変わりはないが、痛みに耐えるためうずくまって固まるようなことがなくなりました。

自ら、少し肩を動かしたくなってきました。

3日目、かなり痛みが緩和してきています。

湿布で良くなるなんて???と思い、調べてみました。

なんと、今年の1月に発売されたばかりの新薬でした。(大正製薬)

普通の湿布とはかなり違うようです。

内服薬を併用する場合と同じ効果があるため、一日の使用量が制限された最強の湿布らしいのです。[↓]

http://medistor.net/new-poultice-loqoa-tape/

期待できそうです。とりあえず、2週間後に再診の予定です。

先生、効いてきているよって、報告しなくては・・・

手術はもうしなくても良いのかな?

そういえば、肩は無理をしないで動かすようにと・・・

動かさないと筋肉が固まってしまうとか・・・

だけど、今までは痛くて動かす気になれなかった。

この湿布を貼れば、少しは動かせる。

何故か、断裂していると言われた右肩は痛みが少なくなってきた。

かなり損傷している左肩が痛い。

湿布の次は何だろう?

リハビリかな?


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アドセトリスの適応追加(ホジキンリンパ腫) [新薬]

武田薬品工業(株)のニュースリリース、悪性リンパ腫治療剤「アドセトリス」(一般名:ブレンツキシマブ ベドチン、以下「アドセトリス」)について、欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品評価委員会(CHMP)において、現在条件付で承認されている適応を拡大し、自家造血幹細胞移植後の再発・進行リスクの高いCD30陽性ホジキンリンパ腫の適応追加の承認を推奨する旨の見解が示された。とのこと。

自家造血幹細胞移植後のアドセトリス投与は、再発・難治性のホジキンリンパ腫を対象とした新たな治療法。
自家造血幹細胞移植後、平均で50%の患者が再発し、さらなる危険因子を有する場合、再発リスクは一層高くなる可能性がある。
自家造血幹細胞移植は、初回治療の化学療法が無効なホジキンリンパ腫の標準療法だが、残念なことに、多くの患者に再発が見られる。残存病変をアドセトリスで徹底的に治療することにより、再発予防の可能性が高まる。ということです。


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血液がんにおいて初めて承認されたPD-1阻害剤 [新薬]

米国のブリストル・マイヤーズ スクイブ社は5月17日、自家造血幹細胞移植、および移植後のブレンツキシマブベドチンによる治療後に再発、または進行した古典的ホジキンリンパ腫の治療薬として、オプジーポ(一般名:ニボルマブ)がFDA(米国食品医薬品局)より承認を受けたと発表したそうです。

古典的ホジキンリンパ腫は、ホジキン病とも呼ばれ、身体の免疫系の一部であるリンパ球に発現するがん。2016年には、新たに約8,500人が診断され、1,100人以上が死亡すると推定されている。リンパ腫研究財団によると、古典的ホジキンリンパ腫はホジキンリンパ腫の中で最も一般的で、全症例の95%を占める。このタイプのホジキンリンパ腫において、がん細胞は、異常なBリンパ球であるリード・シュテルンベルク細胞と呼ばれる。

オプジーボは、転移性の悪性黒色腫、進行・再発の非小細胞肺がん、進行期腎細胞がんに今回の承認を加え、4つの異なるがん腫で8件の承認を2年足らずで取得。3つの固形がんに加えて、今回血液がんに適応が拡大されたということです。


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ABVDからアドセトリスとAVD併用療法へ [新薬]

シアトル・ジェネティクス武田薬品工業株式会社はアドセトリスをベースとする新規の併用療法により、標準治療のあり方を塗り替えようとしているという記事がありました。

シアトル・ジェネティクスと武田薬品はアドセトリスを共同開発しています。

世界の大半で、新規診断ホジキンリンパ腫に対する標準治療は30年以上にわたって変わっておらず、世界的に認知された4種類の化学療法剤から成るABVD(アドリアマイシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)を基礎としており、ABVDからブレオマイシンを除いてアドセトリスとAVDを併用した新規組み合わせによる臨床試験を行っているそうです

新規にホジキンリンパ腫と診断された患者の約25パーセントは、初期治療が奏功しないか、最初の2年以内に再発する。これに対し、新たな治療薬候補として、現在の治療薬より効果が長く続き、再発率を低下させる治療薬の発見に関し、大きなニーズが存在するとのことです。

アドセトリスとAVDの併用を評価した第1相試験から得たデータは2012年と2014年に発表され、患者25人中24人(96パーセント)が完全寛解を達成したことを示すものだったとのこと。長期フォローアップデータでは、3年間の全生存率が100パーセント、3年間の治療奏効維持生存率が92パーセントであることが実証されたらしい。患者の30パーセント以上で発生した全グレードの有害事象で最も頻度が高かったのは、好中球減少症、悪心、末梢感覚神経障害、疲労、嘔吐、下痢、不眠、骨痛、便秘、脱毛だったとのことです。

リンパ腫は、リンパ系で発生するがん種を示す一般名称で、最も一般的な血液がんであり、ホジキンリンパ腫(HL)と非ホジキンリンパ腫という2つの主要なカテゴリーがある。古典的HLは、CD30陽性リード・シュテンベルク細胞の存在という特徴によって他のリンパ腫と区別されるとのこと。

アメリカがん協会によると、2015年に米国で約9050例がHLと診断され、1150人以上がHLによって死亡すると見込まれるらしい。

リンパ腫連合によれば、世界で毎年6万2000人以上がHLと診断され、毎年約2万5000人がHLで死亡しているとのこと。

抗がん剤の効果が向上することは望ましいことですが、副作用はあまり変わらないようです。


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がん免疫治療薬 PD-1抗体 「オプジーポ」 小野薬品工業 [新薬]

表紙のタイトルに魅せられて、週間ダイヤモンドを読んでみた。

「がん最前線、豹変する三大療法」

薬物治療に関しては、抗がん剤 < 分子標的薬 < がん免疫薬 ということだそうです。

抗がん剤は、がん細胞を直接攻撃するわけですが、正常細胞も攻撃してしまうため多くの副作用が発生します。

私も含め、みんな苦しんでいます。

分子標的薬は、がん細胞だけを攻撃しますが、最初の効き目は良いものの、がん細胞が薬への抵抗性を持つと効かなくなってくるそうです。また、従来の分子標的薬は生存の改善が比較的少なく、高い薬価に見合うメリットが見いだせないものもあるということです。

がん免疫治療薬は、体内の免疫機能を活性化させ、免疫細胞にがん細胞を攻撃させるもので、これまでよりも生存期間を大きく延ばすことが期待されているようです。また、免疫機能は体全体に働くため、幅広いがん種に効く可能性があるとのこと。

がん免疫治療薬の日本第1号は、2014年9月に国内で発売された悪性黒色腫治療薬「オプジーポ」であり、米国でも9月に承認され、目下、さまざまながん種での臨床試験が進む中、ホジキンリンパ腫は米国で9割近い奏効率を見せているとのこと。

再発したときに、この薬が標準化されていたら良いのになあ。

医学の進歩を待つために、辛い治療に耐えるという選択もあるわけだ。

最先端の放射線治療は、粒子線治療だ。一番の特徴は、X線ががん細胞だけではなく正常な細胞も傷つけてしまうのに対し、粒子線はがん細胞だけにピンポイントで照射できるので、副作用が少ない。

炭素イオン粒子線を照射する重粒子線治療、水素原子粒子線を照射する陽子線治療がある。

いずれも治療費は約300万円、保険適用外らしい。


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