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がん免疫治療薬 PD-1抗体 「オプジーポ」 小野薬品工業 [新薬]

表紙のタイトルに魅せられて、週間ダイヤモンドを読んでみた。

「がん最前線、豹変する三大療法」

薬物治療に関しては、抗がん剤 < 分子標的薬 < がん免疫薬 ということだそうです。

抗がん剤は、がん細胞を直接攻撃するわけですが、正常細胞も攻撃してしまうため多くの副作用が発生します。

私も含め、みんな苦しんでいます。

分子標的薬は、がん細胞だけを攻撃しますが、最初の効き目は良いものの、がん細胞が薬への抵抗性を持つと効かなくなってくるそうです。また、従来の分子標的薬は生存の改善が比較的少なく、高い薬価に見合うメリットが見いだせないものもあるということです。

がん免疫治療薬は、体内の免疫機能を活性化させ、免疫細胞にがん細胞を攻撃させるもので、これまでよりも生存期間を大きく延ばすことが期待されているようです。また、免疫機能は体全体に働くため、幅広いがん種に効く可能性があるとのこと。

がん免疫治療薬の日本第1号は、2014年9月に国内で発売された悪性黒色腫治療薬「オプジーポ」であり、米国でも9月に承認され、目下、さまざまながん種での臨床試験が進む中、ホジキンリンパ腫は米国で9割近い奏効率を見せているとのこと。

再発したときに、この薬が標準化されていたら良いのになあ。

医学の進歩を待つために、辛い治療に耐えるという選択もあるわけだ。

最先端の放射線治療は、粒子線治療だ。一番の特徴は、X線ががん細胞だけではなく正常な細胞も傷つけてしまうのに対し、粒子線はがん細胞だけにピンポイントで照射できるので、副作用が少ない。

炭素イオン粒子線を照射する重粒子線治療、水素原子粒子線を照射する陽子線治療がある。

いずれも治療費は約300万円、保険適用外らしい。


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