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放射線照射のリハーサルでパニック [放射線治療]

放射線照射のリハーサルということで、前回作成した頭頸部固定具(マスク)を装着し、放射線照射装置に固定された。

ところが、前回より圧迫感が強く、息苦しくてパニックになりそうだった。

「一度、外してください。」

「前回より圧迫感が強くて、息苦しくて、パニックになりそうです。閉所恐怖症ではないのですが・・・」

すると、「スペーサーを外します。」と言って、頭の下に挿入していたスペーサーを抜いた。

「先ほどの圧迫感には耐えられそうもないので、手術着も脱がせてください。前回マスクを作成した時は上半身裸の状態だったので、同じ条件でお願いします。」

このマスクを装着すると、全く身動きが取れず、その上、息苦しいので、まるで首を絞められているような状態になり、パニックになった。

技師としては、患者に動かれないように圧力を高めたいようだが、自分の体で体験したことがあるのだろうかと疑問に思った。

私が神経質なのかもしれないが、正直なところ、棺桶に入れられてから蘇生したような気分だった。(もちろん、経験はありません。想像です。)

とりあえず、マスク作成時と同じ状態でのリハーサルを要求した。

そうでなければ、そもそもマスクを作成する意味が無い。「当たり前だろ・・・」

放射線科は患者とのコミュニケーションが非常に少なく不安である。

来週から放射線照射を始めるというのに、医師が設計した照射範囲、照射方向、照射量に関する説明は何時してくれるのだろうか。

おそらく、説明するつもりは無いのではないかと思う。

放射線治療の回数、目的、効果、副作用の説明を受け、同意書にサインをしたが、照射範囲、照射方向、照射量に関する説明は聞いていない。

聞いても仕方が無いと言われれば、それまでだが、医師にケンカを売るタイミングを考えるしかなさそうである。

立場を考えると、怖いけど?


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