SSブログ

読書「死と闘わない生き方」 [読書]

芥川賞受賞作家で住職の玄侑宗久氏とがん医療の外科医、土橋重隆氏の対談本です。

特に土橋氏の考え方は私の考え方とシンクロします。

がんになる原因は解らないケースがほとんどだと思いますが、理由があるはずだということ。

その理由は「生き方」にあって、「生き方」から発生するストレスががんを作ってしまうのではないか?

「生き方」を変えれば、がんは治る。「生き方」を変えないとがんは治らない。

病気イコール悪いものではなく、意味があって起こる。つまり、生き方が悪い。生き方を変える必要がある。

土橋氏の経験では「治そうとしない人が逆に治ってしまう。」

これには私も同感なのである。

私の記憶に残るのはニュースキャスターの逸見氏の会見である。

「自分の精神力でこのピンチを乗り越えたい」と闘病からの生還を宣言していた。

がん患者の闘病ブログを見ても「絶対に負けられない」という意思表示は少なくないが・・・・・

現実には、医師に任せ、薬に任せ、治療に任せて、患者はひたすら耐えるだけ・・・・では治らないのである。

自分の力で治すことが基本で、多くの場合、医療は補助的なのだと思えてならない。

土橋氏は、がんは心の病気だと言う。心ががんをつくるから、心でがんを治せると・・・・

がんは頑張る人がなる病気だと・・・・

がん患者のブログの中には「頑張らない」という表現を使う人もいる。分かっている人なのかもしれない。

頑張る人ががんになってしまうのなら、頑張らない生き方をすればよいのだと思う。

また、土橋氏の経験によると、乳がんの場合、強い肉体的ストレスを受けた人は左側に、精神的ストレスが蓄積された人は右側にできるらしい。

5年生存率について、5年経ったら再発しないという解釈ではなく、医師の解釈は5年生存したら治療の効果があったと見なすという考え方だという。医師と患者の間には理解の仕方にギャップがあることを知っておく必要があるのだ。

治療しないで、治る人がいる。

がんになって、生き方が変わったとき、がんが治る。

自分の免疫で・・・・

つまり、がんを排除するだけでは治らないというのである。

余談になるが、体内記憶を研究した産婦人科医の話では、記憶をどんどんさかのぼると、前世の死の記憶を持っている子供が複数いて、閻魔様(えんまさま)に次の2つの質問をされるのだという。

(1)好きなことをやってきたか?

(2)楽しかったか?

1600人以上のデータから導き出されたそうです。

これを知って困りました。

私はまだ死ねない。答えに迷ってしまうから・・・・・


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

周術期口腔機能管理放射線治療終了 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。