味覚障害(味蕾と亜鉛) [副作用(放射線)]
放射線治療の副作用は、口の中、のど、食道などに放射線が照射された場合、これらの細胞を傷つけ、炎症を起こし、口やのどの粘膜が荒れたり、飲み込むときの痛み、口の渇き、味がわかりにくいといったことが起こりやすい。
これらの症状は治療の後半になるにつれ強くなり、治療が終われば徐々に改善する。
食べ物の味を感じる味蕾は、味細胞が集まってできている。この味細胞は新陳代謝が活発で、約10日で新しい細胞と入れ替わるが、そのときに亜鉛などの微量の成分が必要になる。そのため、亜鉛が不足すると、味覚障害の原因となるとも言われている。
亜鉛の多く含まれている食品を摂ることで、症状緩和が期待されることもある。
味覚に亜鉛が関与していることはわかっているが、味覚障害を亜鉛で改善できるという科学的根拠はない。
亜鉛は普通の食事で十分摂取が可能だが、食事の量が減ったり、インスタント食品などにより食事が偏ったりすることで不足してしまうことがある。
ということで、昨日、亜鉛を含む食材を調べて、アーモンドとカシューナッツを買ってきた。
ところが、唾液の分泌が少ないので、非常に食べにくい。
その後、ブルーダイヤモンドというメーカーのアーモンド・ブリーズ・オリジナルという飲料を見つけたので、それを飲んでみた。豆乳みたいな味でなかなか飲みやすい。
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