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大腸がんで亡くなった同僚を想い出す [死と向き合う]

昔、大腸がんで亡くなった同僚を何故か想い出した。

それほど、付き合いがあったわけではないが、印象深い想い出がある。

彼は、人間ドックで精密検査の指示が出たが、仕事が忙しくて病院に行かなかったそうだ。

具合が悪くなって、病院に行ったときには末期がんで、完全に手遅れだったらしい。

反社会的勢力がしばしば訪れる部署があり、彼がその部署にいた時に、飲み会で話したことがある。

「たいへんな部署なんだって・・・」、すると彼は、「自分で希望したんだ。」

私、「どうして、・・・」

彼、「みんなが嫌がる部署へ、異動希望を出すことにしている」と・・・

彼は凄く仕事ができる優秀なタイプというわけではなく、努力家タイプだった。

しかし、その日以来、私の彼を見る目が変わった。

彼の男らしさを尊敬せざるを得なかった。自分は年下の彼に勝てないと思った。

死ななくても良かったのに・・・

でも、こういう生き方が、彼のこだわりだったのだと想う。

そして、彼は後悔せずに死んだのだと想う。

自己満足して死んだのだと思う。

結局、人生とは自己満足に尽きるのではないだろうか?

私は自己満足して死ねるだろうか?

⇒ ”NO”

中途半端な人生を送っているような気がしてならない?

死ぬときは、謙虚な方が良いのか?わがままな方が良いのか?


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