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「がんばらない」ことを真剣に考える [その他]

なんとなく、「がんばらない」ことを真剣に考えてみたいと思う。

自分自身は病気になるまでは頑張る人だったと思う。(自己評価)

昔、飲み屋のカラオケで歌っていたときに、ホステスに「もっと優しく歌えないの?」と言われたことがある。

つまり、一生懸命歌い過ぎていて、聞いていると疲れるということらしい。

病気になってから、頑張っている同僚や部下を見ていると、確かに、見ているだけで気疲れする輩がいる。

今年、受験した息子を見習う場面があった。

息子は超難関私立高校を第2希望にして、第1希望を通学が便利で制服の無い公立高校にしていた。滑り止めは老舗私立高の特待生枠だったが、すべて合格した。良く頑張ったと思う。

凡人なら、可能な限りレベルの高い学校に入学し、少しでも見栄を張りたいところだが、息子はレベルの高い学校のビリに居るより、余裕をもって新しい学生生活を送りたいと考えたらしい。余裕がある。本当はもっと頑張れたのか?

考え方が凄いな。おまえは新人類か?、ゆとり世代か?確かに受験はゴールではないし、実力さえあれば、ブランドや肩書に特段の意味はない。

世の中では、ポストが人をつくるというケースもあるが、実力の無い人が頑張ってポストだけを獲得しても、ゴールまで行くのはかなり辛いと思う。本人も、周囲の人達も・・・・・
さらに、責任の取り方も辛くなるだろう・・・・

世の中には、人を使って役に立つ人と、人に使われて役に立つ人がいたりするものである。

とは言っても、それぞれが「がんばる」ことで必ずしも報われるとは限らないわけで、逆に頑張らなくても収まるところに収まるような気がしてならない・・・・

「がんばってください」とか、「がんばれニッポン」とか、ただ単に、日本人の口癖になってしまっているのではないか?

がんばらないとダメなのか・・・日本人は・・・

今一度、良く考える必要があるような気がしてならないのだ。

つづく


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